向上心のない看護師とは?
看護ときけば、私の友人が最近長い研修を終えて、看護師になったことを思い出す。そんな友達は、高校のときに常に学年トップという成績優秀なまじめでおとなしい子で、学生時代は実に話しかけづらい雰囲気を醸し出しているなぁと思っていたが、お互い成人になってから再会すると、随分雰囲気が変わって驚いた。彼女は、地元の医療大学をでたのだが、大学生活は高校時代を感じさせないほど、相当遊んでいたようだ。高校時代が他の学生に比べて遊んでいないから余計なのだろうけど、勉強というよりも遊びをメインとした学生生活だったらしい。でも、頭は良いため、無事学校を留年せずに卒業し、大きな病院にすんなり就職・・という、実にうらやましいほど障害のない人生を送っていたようだが、最近会って互いの近況を語っていたときに、彼女は「もう、辞めようと思っているんだよね。」とつぶやいた。先日、介護福祉士の試験に合格し、看護師を辞めて介護業界で働こうというのだ。看護師なんて、普通の人が簡単になれるわけでもない憧れる職業であるにもかかわらず、そんな弱音を吐いたのだ。理由は、「向上心」がないかららしい。看護師になった理由も、実に不順だった。別に彼女は看護師になりたかったわけではないのだ。ただ、看護師になれば、とりあえず将来的に安定してるし、親にも何も文句は言われないし・・という、理由だったのだ。人を助ける仕事がしたい。看護師になるのは小さいころからの夢だった。というわけではなかったのだ。ただ、世間体を考えてただなったというのだ。だから、全然仕事も手につかないという。なにせ、向上心がないのだから。向上心がないと、どんなにすごい仕事でも続けていけないのかなと感じた私でした。
看護師のプライドと向上心
先日、夫がポリープ摘出手術で1週間の入院をした。担当の看護師は毎日とても忙しそうで、いつも病院内をあちこち走りまわっていた。その看護師が知り合いにとても似ていて、久しぶりに声が聞きたくなり先日連絡をとってみた。子供ができてからお互い忙しく近年は年賀状でのやりとりしかしていなかったが、彼女はとても元気そうだった。彼女は昔から勤勉で向上心が強かった。今でも看護師を続けており、大変な事は多いけど患者さんからの「ありがとう」という言葉に支えられ、それがやりがいにつながっていると言う。過酷な労働にもかかわらず看護師を続けていられるのはそのプライドと向上心なのかもしれない。彼女は昔からプライドが高かったが、それは常に現状に満足することなくより優れたもの、より高いものを目指し努力を惜しまないという性格からきているものだった。私は自分に自信が持てず、なかなか自分の思った事が言えない性格で、何をしてもそつなくこなす彼女に憧れていた。彼女は現状に満足することなく常に向上心をもって生きていた。その生き方は素晴らしく私は今でも彼女を尊敬している。現在は看護師としてもベテランの位置に属し、後輩たちにも常に現状に満足せず、向上心をもって仕事をしてほしいとアドバイスをしていると言う。人手不足で長時間の勤務をこなし体力的にも精神的にもきつい仕事だと思うが患者さんからの「あなたのおかげで元気になった。ありがとう。」の言葉でまた今日も頑張ろうと仕事に励んでいる彼女に私は今日も励まされる。